2013年3月2日土曜日

平成24年度を終えて(もうすぐ)

この1年間のPTA活動を振り返ってみて、様々なことを学びました。

1)まずは小学校と中学校の違い。 
子どもがある程度手離れするので、保護者の方も中学進学を機にお仕事に復帰される方が多くいます。そこで、中学では平日昼間に集まることは難しくなっています。

小学校のPTA会長のときと比較すると、学校に足を運ぶ回数は15%ぐらいに減りました。そういう状況を普通として、その中で如何に上手に運営していくかということが求められます。

子ども便が届きません。小学校と違って、生徒が親に手紙を渡さないことが圧倒的に増えます。ですからなかなかうまく、PTAからの情報を提供することが出来ません。

これらは次年度の課題として取り組んで行きます。

子どもたちに主体性が育っていること。小学校であれば、保護者と先生方の話し合いで様々なことが決められます。しかし、中学生はもう自分たちで考えて自分たちで決める力を持っています。この自主性をいかに尊重しながら進めていくか。保護者はついこの点を見落として「子どもなんだから」と決めたがってしまいます。先生方は経験上、このあたりのことをちゃんと見ています。だから、小学校時代と比較すると、中学校の先生は動きが鈍いように見えることがあります。生徒の自主性を育むには保護者にも忍耐が必要ですね。


2)悪い噂はすぐに広がるが、良い噂はなかなか伝わらない
もともと3クラスあった学校でしたが、評判の悪さが2年ぐらい続いたら、一気に激減し最少校になってしまいました。このことで、クラブ活動が少なくなったことが、生徒数減少に拍車をかけました。

ここで、生徒にとっては部活動は非常に重要な問題ですが、学校生活の大半は授業です。

板五中ではその授業を充実させるべく、区内ではさきがけとしてICT機器を使った授業に数年間取り組み続けています。学習環境の充実と言う点では小川校長先生の様々な施策もあって、私立学校並の充実度だと思います。

「部活が少ない」という悪い噂はすぐに広まるのですが、「充実した学習環境」という良い噂はなかなか広まりません。

そのほか、新体操で素晴らしい成果を上げている生徒や、ソフトテニス部の活躍、水泳で活躍している生徒・・・たくさんの素晴らしいことがあります。

次年度はさらに積極的に板五中の良さを発信していきたいと思っています。


3)学校への関心とコミュニケーション
私の今までのPTA活動は、小学校のPTA活動を含めると6年間になります。この6年間で見えてきたことは、良い学校は、保護者が生徒に、学校生活に、そして学校に、関心を持っています。ですからよく学校に来てくれます。
逆に言うと 多くの保護者が来てくれる学校はいい学校になりやすいです。
板五中では5~6家庭に1家庭がPTA役員や委員長です。つまりPTAで人が集まるとそれだけで全家庭の20%ぐらいの人が集まるわけです。
中には「役員になる確率が高いからやだわ」なんておっしゃる方もいらっしゃいますが、多くのご家庭がPTA活動に携わっていることのメリットは計り知れません。この参加度合いの高さこそ、板五中のPTA活動の効果を高めていることを、私は実感しています。
これによって、他の保護者の方や先生方と十分なコミュニケーションが取れることが良い学校である最大の条件である、関心とコミュニケーションを生み出しています。
疑問に思ったら、担任に聞けます。うまく行かなければ副校長がいます。それでもダメなら校長もいます。PTA会長もいます。でもその前に、ママ友に相談できます。
多感な子どもを抱えたママ同士で話ができることは、何よりも強い味方ですよね。

次年度も、保護者の皆さんの関心を高め、コミュニケーションが取りやすい状況をサポートしていく所存です。


4)地域とのかかわり
 今年度は手探りでスタートしているので、地域とのつながりを深めるところまでは十分に手が回りませんでした。それでも地域の皆さんの後押しで祭礼では板五中神輿を生徒と保護者で担ぐことは出来ました。
これらの地域での活動の効果は、保護者が考えているよりもずっとずっと大きいと私は思っています。やはり地域の方々が板五中に関心を持ってくれることが、学校運営にはとても大切な要素です。
ココがあっても、統廃合されてしまう場合があります。ここが希薄だったら、簡単に統廃合されていくことでしょう。

次年度は、このあたりの重要性について、保護者の皆さんにもご理解いただけるように活動していきたいと思います。


5)最後に
もちろん、小川校長先生も積極的に情報発信してくださいましたし、研究授業の取り組みも教育関係の新聞に掲載されるぐらい注目を浴びました。
それに加えてきっと、この1年間、おそらく多くの保護者の方が、板五中の情報を外に発信してくださったのだと思います。その結果が、来年度2クラス(になるかもしれない)という6年ぶりの状況が生まれているのだと思います。
実態が無くていい噂だけ流しても、生徒数は増えません。この1年間、生徒たちが充実した学生生活を送ってきたからこそ、そのよさが広まったのかなと思います。
生徒たちが板五中に入学して「やっぱり板五中でよかった」と思えるように、卒業していくときに「自分は大好きな板五中の卒業生だ」と誇りに思えるように、PTA活動を通じて出来ることを出来ることから実行していきたいと思います。
今年度と変わらぬ支援(生徒自身や学校生活、学校に関心を持つこと)をよろしくお願いします。m(_ _)m


取りとめもなく書きましたが、PTA会長がどんなことを考えているのか知っていただける機会になればと、徒然なるままに書いてみました。
また、板五中のよさが見えたら書きたいと思います。

H24年度 PTA会長 上田 禎